【考察】トラリピのメリット・デメリットを考える

考察記事

実際、トラリピってどうなの?
やばいの?やばくないの?
本当にうまくいっている人っているの?

今回は、これまでの実践経験を踏まえて考えてみたいと思います。

トラリピ戦略のメリット

まず、私が考えるトラリピ戦略のメリットから挙げていきます。

①仕組化できること
 最初に設定(通貨ペア、注文値幅など)を決めてしまえば、後は同じ注文を繰り返すだけなので完全に仕組化できます。
 手動で注文を出しても良いですが(手動トラリピ)、マネースクエアの口座なら自動でリピート発注してくれるので、めっちゃ楽に運用できます。
 ちなみに2026年2月、マネースクエアの口座には2、3回ログインしただけです。しかも約定通知が来て嬉しくてログインしてみただけで、特に何かをした訳ではありません。

②コツコツと運用収益が積み上がること
 相場の上下により新規、決済の注文が約定していきますので、相場が動きあわせてコツコツと利益が積み上がっていきます。
 積立投資でコツコツと資産が増えるのに似たような感じで運用することができます。収益性は設定次第ですが、年利5~10%程度を狙って運用しています。

③感情に左右されにくいこと
 上がる下がるを予想するわけではないので、相場で一喜一憂して売買することが無くなります。
 トラリピの注文設定を変えない限りは、感情に左右されることなく、淡々と売買されます。

トラリピ戦略のデメリット

一方、トラリピ戦略のデメリットとはどういったものがあるか挙げていきます。

①含み損が膨らむこと
 トラリピ戦略は保有ポジションに一定の評価益が出たら決済されますので、基本的に保有中のポジションは含み損を抱えてしまいます。
 当然、含み損を上回る売買益を計上することを狙っていますので、トータルでは利益が出たとしても保有中のポジションは基本的に含み損になっていることが多いです。実際に2025年には一時含み損が100万円を超え、正直不安もありましたが、戦略を貫き通してプラス収益を確保できています。

②レンジを外れると弱い
 トラリピは一定のレンジ内で動く限りは繰り返し売買益を稼ぎ続けてくれますが、レンジを外れると売買されなくなります。
 注文レンジを移動させるのも有効ですが、買いポジションでトラリピ運用を行っていて、レンジを下抜けしてしまうと、相応の含み損を抱えた状態で塩漬けになるリスクがあります。

③短期間での爆益は狙えない
 トラリピ運用は時間を掛けてコツコツと売買益を積み上げる戦略です。
 短期間で資金を2倍にするような爆益狙いのトレードには全く向いていません。

④元本保証はない
 いくら長期運用とはいえ、FX取引である以上、元本保証や絶対に儲かる保証はありません。
 だからこそ、しっかりとリスク管理をする必要があり、特にレバレッジは掛け過ぎないように注意することが必要です。

トラリピ戦略に向ている人とは

主なメリット・デメリットを踏まえ、私なりにどのような人がトラリピ運用に向いているかを考えてみました。

①長期目線のコツコツ投資を目指す人
 コツコツと利益を積み上げる戦略ですので、積立NISAのような長期目線で運用している人に向いていると思います。
 長期の資産形成として、株は積立NISA、FXはトラリピという分散の仕方も良いかも知れません。
 投機的な(ギャンブル的な)短期運用での大儲けは狙えませんが、だからこそ長期運用には効果的と言えるのです。

②本業が忙しい人
 仕事が忙しくてあまり相場をチェックできない人や、頻繁に売買できない人には向いていると言えます。
 目先の含み損に一喜一憂せず、長期目線でじっくりと腰を据えて取り組める人に最適です。
 こまめに相場をチェックすることはもちろん大切ですが、それにより感情が揺さぶられ、必要以上に不安になったり、急に短期売買してしまうような人にはあまり向いていません。

③資金にある程度の余裕がある人
 トラリピは長期運用が向いていると思っていますので、高いレバレッジを掛けずに運用した方が成功率が上がります。
 資金が少ない人でもトラリピ運用が可能ですが、レバレッジを掛け過ぎないよう、ポジション量には注意した方が良いでしょう。

まとめ

私自身、トラリピ運用を始めて約20年になりますが、失敗も経験しています。
その経験を踏まえて今がある訳ですが、私が失敗した原因は「高レバレッジ」「感情による短期売買」だったと分析しています。

私がそうだったようにトラリピ運用も絶対に勝てる魔法の運用ではありません。
しかしながら、正しく理解して戦略的に取り組めば、コツコツと収益が上がり、ある程度は放っておいても資産形成ができるようになりました。

こうしたことを踏まえると、トラリピとは「正しく使えば、非常に有効な戦略だ」ということが言えると思っています。
今回の記事はここまでにしたいと思います。

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