【考察】ドル円のトラリピ設定を最適化する

考察記事

トラリピで実際に運用する方にとって、利益値幅を何Pipsで設定するか、迷ったり悩んだりした経験があると思います。
今回のブログ記事では過去5か月(2025年10月から2025年2月)の実績を用いて、ドル円のトラリピ設定を最適化することを目標に考察していきたいと思います。

かなり前に調べたところでは、利益値幅を広めにした方が、一回あたりの利益が増えるため、結果的に「運用成績が向上する」という結果が出ていました。
今現在の相場ではどうか、今一度検証してみたいと思います。

私のドル円のトラリピ設定(手動トラリピ)

まずは私のドル円におけるトラリピ設定を示します。
今回考察に用いるのはSBI証券のFX口座で実践している手動トラリピによるものとしますが、マネースクエアのトラリピ(自動発注)でも似たような成績になるのではないかと思います。

トラップ値幅:50Pips
利益値幅  :50Pips

これは端的に言うと、50Pips刻みでドル円を買い下がり、50Pipsの利益が乗ったら決済するという戦略です。
具体的な注文例としては以下の通りです。
159.75新規買 ⇒ 160.25決済売
159.25新規買 ⇒ 159.75決済売
158.75新規買 ⇒ 159.25決済売
・・・以下続く

ポジションが決済された場合に、同じ注文を繰り返し発注し、何度も約定させています。
このトラリピ設定により、一回あたりの利益値幅50Pips×126回の決済約定となりました。

利益値幅を広げた場合の運用成績を比較する

それでは、利益値幅を100Pips、さらには200Pips、300Pips、400Pipsに広げた場合、運用成績はどう変化するのかを以下の通り検証しました。

利益値幅
(A)
決済約定回数
(B)
累計利益
(A)×(B)
利益増減
(50Pips時との比較)
50Pips126回6,300Pips
100Pips69回6,900Pips+600Pips
200Pips40回8,000Pips+1,700Pips
300Pips30回9,000Pips+2,700Pips
400Pips20回8,000Pips+1,700Pips

以上の結果、2025年10月~2026年2月において、ドル円の場合、決済値幅は300Pipsに設定した時が最も大きな利益となっていました。
これはこの期間、ドル円相場が一方向にトレンドが出やすかったことが影響しています。

まとめ

当然ながら計測期間により結果は異なりますが、利益値幅を100Pips以上の広めに設定した方が運用成績は向上しやすいという検証結果になりました。
ただし、利益値幅を300Pips以上に設定した場合、1か月以上、決済約定が無い時もあり、手動トラリピにおいては「本当に儲かるのか?」という不安に襲われるかも知れません(笑)

それなりに利益確定させたいという観点も踏まえ、現実的には利益値幅を100~300Pipsのどれかに置くのが良いのではないかと思います。
かなり以前に調査した際にも同様の結果が得られていましたので、あまり利益値幅を狭くするのは得策ではないと言えるかと思います。

今回の考察はここまでにしたいと思います。
またいろいろな考察をしていきたいと思います。

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