7月末から8月初めにかけて為替介入が実施され、8月3日にかけて円が急伸。報道では日本と米国の協調による円買い介入とされています。
今回の記事では、私がマネースクエアで実践しているトラリピ世界戦略において、どのような動きとなったのか振り返りたいと思います。
トラリピの運用状況
マネースクエアの公式サイトでは、相関関係を考慮しながら複数通貨ペアで分散して運用する「トラリピ世界戦略」として紹介されているものを参考した手法を取っています。
実際にトラリピで運用している通貨ペアは次の4通貨ペアです。
・ドル円(買いトラリピ)
・米ドル/シンガポールドル(ドルシンガ・買いトラリピ)
・米ドル/カナダドル(ドルカナ・買いトラリピ)
・ユーロ/ポンド(ユロポン・売りトラリピ)
【2026年最新版】現在のトラリピ設定まとめ|実際の運用状況を公開
為替介入とトラリピの動きを検証
今回の為替介入では、日本は米ドル売り円買い(ドル円の売)、さらに米国側はユーロを売って円を買う形で介入したと報じられています。
すなわち、米ドルとユーロを売り、日本円を買う取引という事です。
一方で私のトラリピ運用では、ドル円・ドルシンガ・ドルカナの3通貨ペアで米ドルを買う取引になっていますので、逆風が吹く展開となりました。
実際、ドル円は為替介入により9円近く円高に振れましたので、これは直接的に影響を受けており、7/30~8/3にかけての3営業日で新規約定が9回成立しました。
為替介入が行われる中でも短期的な反発局面では決済約定が3回成立していたため、多少の売買益も得られましたが、評価損も発生しました。
次にドルシンガ、ドルカナですが、どちらも米ドルを買う取引ではありますが、シンガポールドルや、カナダドルに対して米ドルを買う通貨ペアですので、ドル円ほどの大きな動きは生じることはなく、同じ期間にドルシンガは新規約定が4回、ドルカナが新規約定1回(決済約定も1回)にとどまりました。
| 通貨ペア | 新規約定 | 決済約定 | 状況 |
| ドル円 | 9回 | 3回 | 大きな円高 |
| ドルシンガ | 4回 | 0回 | 比較的小動き |
| ドルカナ | 1回 | 1回 | 影響限定的 |
| ユロポン | 0回 | 0回 | 目立つ動きなし |
通貨ペア分散の効果
今回の為替介入によりドル円は影響を受け評価損も一時的に拡大しましたが、ドルシンガやドルカナは大きな評価損が発生することはありませんでした。
ましてや、ユロポンは今回の為替介入による直接的な影響が比較的小さく、私の設定では新規・決済ともに約定はありませんでした。
このように、それぞれが異なる動きを見せることにより、1つの通貨ペア(今回はドル円)が厳しい方向に動いても、それ以外の通貨ペアはほとんど影響を受けず、巡航速度でトラリピを継続することができました。
また、急激な評価損が発生する可能性をやわらげるとともに、動きのある通貨ペアと動きの少ない通貨ペアが存在することで、特定の通貨ペアに値動きが集中した際にも、ポートフォリオ全体への影響を抑えられる可能性を実感しました。
まとめ
トラリピ世界戦略を参考にして、通貨ペアを4つに分散してトラリピを設定していたおかげで、安定したトラリピ運用となっていることが、実践する中でも確認できました。
私のトラリピ設定では、若干、ドル買いに偏りが見られるので、その点は今後の課題であると認識しています。
この点は、マネースクエアの公式サイトで紹介されている「ダブルアクセル戦略」が参考にできそうで、現在のドル買いへの偏りを緩和する方法として、豪ドル/米ドルの買いトラリピを追加することも選択肢の一つとして検討しています。
このあたりは、証拠金の状況と、相場次第で考えていきたいと思いますが、今回の為替介入を振り返り、改めて今後も通貨ペアを追加することでリスクを分散してトラリピを実践していきたい、そのように考えました。
当面は現状のトラリピ設定を維持しつつ、新たな通貨ペアの追加を模索していく方針とします。
↓関連記事はこちらからどうぞ↓
【実績公開】2026年7月トラリピ運用実績+79,008円
【2026年最新版】現在のトラリピ設定まとめ|実際の運用状況を公開
トラリピの強制ロスカットは防げる?実際にロスカットした私が解説

コメント