集計期間は10月1日から10月31日です。 この期間中のトラリピ売買損益は▲60,170円と始めての赤字となりました。 (内訳:トラリピ+17,174円、手動トラリピ▲77,344円)
今月は、SBI証券のFX口座でシステム障害が発生し、手動トラリピのポジションが一旦すべて強制ロスカットされるという、これまでにない出来事がありました。 その影響で、手動トラリピの確定損益はマイナスになっています。
一方で、強制ロスカットのあとにポジションを再構築した結果、現時点では評価益が出ています。通常のトラリピ運用では見られない数字になっていますので、今回は経緯を丁寧に説明したいと思います。
SBI証券のシステム障害で起きたこと
私が手動トラリピを運用しているSBI証券のFX口座で、10月12日にシステム障害が発生しました。 この影響で、手動トラリピで保有していたポジションが、すべて強制ロスカットとなりました。
SBI証券からは、障害による強制ロスカットを取り消して、ポジションを復元する対応も可能と案内がありましたが、その後、円高方向に進んでいたため、ポジションの復元を依頼せず、自分で再度同じ本数のドル円ポジションを有利なレートで構築することとしました。この点は後ほど詳しく解説します。
トラリピ・手動トラリピの損益状況
私はマネースクエアのトラリピ自動売買のほかに、手動で注文を出す手動トラリピを併用して運用しています。 10月の運用成績は下表の通りとなりました。なお、評価損益は集計の都合上、週末の終値時点としています。
| トラリピ | 手動トラリピ | |
|---|---|---|
| 9月の確定損益 | ドル円 +2,071円 ドルシンガ +3,197円 ユロポン +10,773円 ドルカナ +1,133円 (合計 +17,174円) | ドル円 ▲77,344円 |
| これまでの累計確定損益(A) | +107,833円 | +1,204,645円 |
| 評価損益(B) | ▲34,705円 | +35,473円 |
| 実現損益(A+B) | +73,128円 | +1,240,118円 |
手動トラリピの確定損益がマイナスになっているのは、システム障害による強制ロスカットの決済損が含まれているためです。 (通常のリピート利益+36,156円、強制ロスカットによる決済損▲113,500円、合計▲77,344円】
ポジションを復元しなかった理由とその結果
先ほど触れた通り、強制ロスカットされたポジションは、取り消して復元してもらうこともできました。 ただ、私は復元の依頼をせず、強制ロスカットの決済はそのまま残しました。
その理由は、このとき相場が円高方向に進んでいたためです。 元のポジションを復元するよりも、円高が進んだ水準で、改めて自分でポジションを再構築したほうが有利になると考えました。
・強制ロスカット:10月12日、ロスカットレートは158.285円
・再構築取引:10月22日、新規約定レートは157.155円
結果として、次のような状態になりました。
- 強制ロスカットの決済は取り消さなかったため、決済損(▲77,344円)が確定した
- 円高の水準で建て直したポジションには、月末時点で評価益が発生している
トラリピは、ポジションを持ちながら決済でリピート益を積み上げていく戦略のため、通常は評価損を抱えている状態が基本です。 今回のように評価益が出ているのは、ポジションを一度ゼロにして、円高の局面で建て直したためです。
ただ、ここは正直に書いておきたいのですが、これはあくまで結果論です。
- 決済損は確定した損失ですが、評価益は確定していない数字です。今後の相場次第で、増えることも減ることもあります
- 「円高のうちに建て直したほうが有利」という判断は、相場の方向を見込んだ私自身の判断です。相場が逆に動いていれば、復元を依頼したほうが良かったという結果もあり得ました
- 今回の判断は私個人の運用上の選択であり、同じ状況で同じ対応を勧めるものではありません
10月の相場を振り返る
10月は、システム障害による強制ロスカットから、ポジションを再構築するまでの間はほとんど取引ができませんでしたが、そもそもドル円もあまり大きな変動はありませんでした。
一方、ここ2か月ほど極めて低調だったユーロポンド(ユロポン)が息を吹き返し、月間利益は1万円を超えました!
改めて複数の通貨ペアで分散している効果を感じられた月でした。ユロポンはこれまで約定回数が少なかったので、今後は別の通貨ペアに移行することも考えた方が良いのかと、少し頭をよぎっていましたが、やはり現状のまま継続した方が良いと感じました。
来月に向けて
手動トラリピで再構築したポジションの管理については、見かけ上、通常は発生し得ない評価損益、売買損益が発生しますが、引続き証拠金維持率に余裕を持たせながら慎重に運用していく予定です。
今後の相場がどう動くかは分かりませんので、あくまで長期目線での運用を意識し、短期的な値動きに振り回されないようにしたいと思います。
まとめ
10月は、SBI証券のシステム障害による強制ロスカットがあり、手動トラリピの確定損益は▲77,344円となりました。 一方で、ポジションを円高の局面で再構築したことで、月末時点では評価益が出ています。
確定損益だけを見ると赤字ですが、評価損益を含めた実現損益で見ると先月よりも収支が改善している状態です。
評価益はまだ確定した数字ではありませんので、引続き、過度なリスクテイクは避けながら、コツコツと着実に運用を続けていきたいと思います。
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